排尿障害の治療
治療によって排尿障害をなくすことができるでしょうか。もちろん、治療にもいくつかの方法があります。あなたの排尿障害の程度によって治療は変わるのです。
比較的軽度の場合は、何もする必要はありません。尿意を必要以上に気にしないことで、頻尿状態が改善できる場合もあります。いずれにしても泌尿器科で診察を受けることが前提です。
また、診察の前に排尿日誌をつけておくと症状の説明がしやすくなります。頻尿は1日に8回以上と言われていますが、実際に自分が何回トイレに行っているかを数えている人は少ないのです。日誌をつけておけば、医師に説明しやすくなります。日誌では尿のおおよその量、尿漏れの有無、尿意の感じ方などを記録するといいでしょう。
急に尿意をもよおして、我慢できなくなる女性も少なくありません。泌尿器以外の病気が潜んでいる場合もあります。具体的な治療としては内服薬、腹筋を鍛える体操、手術など多岐にわたります。症状に合わせて適した治療があります。泌尿器科のホームページを見ると、いろいろな症状があることがわかります。それらを見て、自分の症状に合っている病気を探してみるといいでしょう。
日常生活を変えることで、頻尿が改善することもあります。必要以上の水分を取らないことも大切です。治療によって排尿障害がすぐに改善することは期待できませんが、トイレに行かなくても済むような行動をとれば、それだけで精神的に楽になることは間違いありません。