排尿障害の改善

排尿障害を改善したいと思っている女性は少なくありません。具体的な改善方法を紹介しましょう。すでに病院のすすめで実行している人もいることでしょう。
急に尿意をもよおして、我慢できなくなる症状は尿意切迫です。過活動膀胱が症状です。改善方法としては行動療法が一般的です。膀胱を押さえて尿が漏れないようにする訓練です。
膀胱訓練、骨盤底筋体操などがあります。病院で訓練の方法を指導してもらい、自宅でトレーニングするのです。これによってかなり改善できると言われています。
膀胱訓練とは尿意を我慢する訓練です。頻尿を自覚している人の場合は、尿意があっても排尿の必要がないことが少なくありません。膀胱に少し溜まっただけで尿意を感じてしまうのです。それを我慢することによって、症状が改善していきます。最初は短時間、5分くらいを我慢します。慣れてくると1時間以上も我慢できるようになるのです。
骨盤底筋体操は尿道を引き締める筋肉を鍛えることです。筋力がつけば、尿漏れを改善できます。仰向けに横になった状態から始めて、立ったままでも体操はできます。尿道、肛門、膣をぎゅっと締めるのです。これも時間を少しずつ長くしていきます。
これらの訓練なら病院に行く必要もありませんから、気軽に取り組めるでしょう。もちろん、排尿障害のすべてが改善できるわけではありません。まずは泌尿器科で診察を受けることが先決です。その上で改善方法を考えることが大切です。