排尿障害の原因と治療および改善法

排尿障害と頻尿

 

 

頻尿は排尿障害の一つです。女性に多いのですが、男性でも残尿感のため何度もトイレに行くことが少なくありません。排尿の量は多くないなら、1回の排尿は少なくなります。尿意があるのに尿が出ないため、トイレに長時間入っていることになります。残尿感は頻尿と同じで、正常な尿意を認識できないのです。

 

 

頻尿の定義は1日8回以上が目安となっています。もちろん、回数だけで決められるわけではないため、自分が頻尿だと感じているなら頻尿と思うべきです。ただ、日常生活に支障が出ないなら、あえて治療をする必要はありません。頻繁にトイレに行くこと以外は、何の問題もありません。まれに病気が原因で頻尿になるケースもありますから、一度は泌尿器科で診察を受けることをおすすめします。

 

 

頻尿の治療としては行動療法や訓練が一般的です。つまり、排尿の時に意識的に我慢するのです。その時間を延ばしていくと、頻尿が改善されると言います。個人差がありますから、簡単にはいかないかもしれません。しかし、悩みを解消したいと考えることで、努力するのです。頻尿の仕組みはわかっていますから、地道に努力しましょう。

 

 

膀胱に力を入れて、排尿を我慢します。膀胱体操や骨盤底筋体操です。筋力をつければ、排尿を我慢できるのです。排尿は膀胱に一定量の尿が溜まってからでいいはずです。我慢しても病気にはなりません。2時間ぐらい我慢することができれば、もう排尿障害はなくなっているでしょう。